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出生数70万人の日本|人口減少が相続に与える影響
2025年、日本の出生数は70万5809人となり、統計開始以来の過去最少を更新しました。出生数の減少はこれで10年連続となり、日本は本格的な人口減少社会に入ったと言われています。
わずか10年前の2015年頃には年間100万人以上の子どもが生まれていました。しかし現在は70万人前後まで減少しており、日本の人口構造は急速に変化しています。
実際、2024年の出生数は68万6061人で、初めて70万人を下回りました。こうした少子化の流れは、経済や社会だけでなく、相続問題や不動産問題にも大きな影響を与え始めています。
図1:日本の出生数推移(2015年〜2025年)

出生数の長期的な減少を見ると、日本の人口減少が一時的なものではなく、構造的な問題であることが分かります。
人口減少で起こる社会の変化
日本では出生数より死亡数の方が圧倒的に多く、人口の自然減は年間約90万人とも言われています。これは毎年、地方都市一つ分の人口が減少している計算になります。
人口減少が進むと、社会には次のような変化が起こります。
・労働力不足の深刻化
・地方の人口減少
・空き家の増加
・不動産価格の変化
これらの問題は、実は相続問題とも密接に関係しています。
図2:人口減少と相続問題の関係

相続で増える3つの問題
人口減少が進む日本では、相続の形も変化しています。
① 空き家相続の増加
人口減少により住宅需要が減り、相続した実家が売れないケースが増えています。
② 相続放棄の増加
固定資産税や管理費の負担から、不動産を相続したくないという理由で相続放棄を選ぶ人も増えています。
③ 地方不動産の価値低下
地方では不動産価格が下がり、相続財産としての価値が低くなるケースも増えています。
まとめ
出生数70万人時代の日本では、人口減少が社会構造を大きく変えています。そしてその影響はすでに相続・不動産・空き家問題に現れ始めています。
将来の相続トラブルを防ぐためには、早い段階から
・相続対策
・不動産整理
・遺言の準備
などを進めておくことが重要です。人口減少時代だからこそ、相続の準備を早めに行うことが安心につながると言えるでしょう。
